今日も自主学習ノートお疲れさまですね。
今回は「小学生が知っておきたいことわざ20選」をテーマに、自主学習ノートにまとめてみましょう。
自主学習ノート「ことわざ20選」簡単にまとめよう
ことわざは、昔の人の知恵や考え方を、短い言葉でぎゅっとつめこんだものです。
毎日の生活や勉強の中で「たしかにそうだなあ」と感じるヒントが、たくさんかくれている言葉ですね。
今日は、小学生のうちに知っておきたいことわざを20こ選んで、やさしい意味もいっしょにまとめてみましょう。
小学生におすすめのことわざ20選
- 石の上にも三年…がまんして続ければ、いつか結果が出る。
- 七転び八起き…何回失敗しても、あきらめずに立ち上がることが大事。
- 急がば回れ…あわてずに、安全な方法をえらんだほうがうまくいく。
- 習うより慣れろ…聞くだけでなく、実際にやってみることで身につく。
- 三人寄れば文殊の知恵…みんなで考えれば、よい考えが生まれやすい。
- 継続は力なり…少しずつでも続けると、大きな力になる。
- 早起きは三文の徳…早起きすると、一日がゆっくり使えて得をする。
- 塵も積もれば山となる…小さなことも、続けると大きな成果になる。
- 百聞は一見にしかず…何度聞くより、一度自分の目で見たほうがよくわかる。
- 失敗は成功のもと…失敗から学べば、次にうまくできるきっかけになる。
- 好きこそ物の上手なれ…好きなことは、自然と上手になっていく。
- 口は災いのもと…何気ないひと言が、トラブルの原因になることもある。
- 雨降って地固まる…けんかなどのあと、前より仲良くなれることもある。
- 猿も木から落ちる…得意なことでも、まちがえることがある。
- 善は急げ…よいと思ったことは、のばさずにすぐ行動したほうがよい。
- 二兎を追う者は一兎をも得ず…欲ばって同時にやろうとすると、どちらも失敗しやすい。
- 時は金なり…時間はお金と同じくらい大切なものだということ。
- 学問に王道なし…楽な近道はなく、コツコツと努力するしかない。
- 笑う門には福来る…いつも明るく笑っていると、よいことが起こりやすい。
- 虎の威を借る狐…自分の力ではないのに、えらそうにするのはよくないということ。
ことわざの詳しい説明
ことわざには、生活の中で役立つメッセージがたくさんふくまれています。
たとえば「継続は力なり」は、「毎日少しずつでも勉強や練習を続けると、あとで大きな力になるよ」という教えです。
また、「失敗は成功のもと」は、「まちがえてもダメではなく、次に生かせばいいんだよ」という前向きな考え方を教えてくれます。
ことわざを覚えるときは、ただ言葉を暗記するだけでなく、「どんな場面で使えそうかな？」と想像してみましょう。
ノートには、ことわざと意味を書いたあと、「自分の生活でこんなときに使えそう」という一文を足すと、もっとよく頭に残ります。
お気に入りのことわざを2〜3こえらんで、色ペンでかこったり、イラストをそえてみると、楽しい自主学習ノートになりますね。
ことわざの豆知識
- ことわざの多くは、日本だけでなく外国にも、似た意味の言葉があります。
- 昔の人のくらしや仕事と関係することわざが多く、歴史の勉強にもつながります。
- 本やマンガ、ニュースの中にもことわざが出てくるので、知っていると内容がよくわかります。
ことわざ20選についての感想
ことわざを読んでみると、「たしかにそのとおりだな」と思う言葉が多くておもしろいです。
とくに「七転び八起き」や「継続は力なり」は、勉強やスポーツにもぴったりだと感じました。
これから何かにくじけそうになったときは、今日まとめたことわざを思い出して、前向きな気持ちになりたいです。
まとめ
ことわざは、短い言葉の中に、大事な生き方のヒントがつまっている！お気に入りを見つけて、毎日の生活で使ってみよう。
保護者向けへの補足（家庭学習サポート）
毎日、自主学習ノートのサポートおつかれさまです。
今回は「小学生が知っておきたいことわざ20選」をテーマにまとめました。
ことわざは暗記ものに見えますが、単なる知識ではなく、考え方や価値観を学ぶ教材としてもとても優秀な単元です。
■ 学ぶ目的をやさしく理解させるポイント
ことわざを学ぶ目的は、「テストで書けるようにするため」だけではありません。
・失敗しても立ち直る気持ち
・コツコツ続ける大切さ
・人との関わり方
といった、これからの生活で何度も出会うテーマを、短い言葉を通して考えるきっかけになります。
家庭でできる簡単サポート
● 「意味を自分の言葉で」話させてみる
「七転び八起きって、どんなときに使えそう？」とたずねると、理解度をたしかめながら会話ができます。
● 日常の場面と結びつける
部活の練習や計算ドリルなどでがんばっているときに、「継続は力なりだね」と声をかけると、ことわざが生きた言葉になります。
● ノートは“少ない数＋ていねい”でOK
20個すべてを書かなくても、お気に入り3〜5個＋意味＋自分の例だけでも十分な学びになります。
■ よくあるつまずきポイント
- 言葉だけ覚えていて、意味があいまいなままになりがち
→「いつ使えそう？」「どんな場面？」とたずねて、具体的なイメージにつなげてあげると定着します。 - 似た意味のことわざを混同してしまう
→ ノートに簡単なイラストや自分用の一言メモをそえると、区別しやすくなります。 - 漢字で書くのがむずかしく感じる
→ 最初はひらがなで書いてOKにして、あとから少しずつ漢字を足していくと負担が軽くなります。
■ 親としての声かけのコツ
- 「どのことわざが一番好き？」（選ばせることで主体性アップ）
- 「それって、どんなときに使えそう？」（具体的な場面をイメージさせる）
- 「今日のことで、当てはまりそうなことわざある？」（1日をふり返るきっかけに）
正解を言いあてることよりも、「ことわざを通して自分の考えを言葉にする経験」をほめてあげると、子どもの自己肯定感やことばへの興味が育ちます。
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