今日も自主学習ノートづくり、おつかれさまです。
4年生理科で学ぶ「月の動き」は、毎日の夜空とつながる、わくわくする単元です。
月の形や見える位置が少しずつ変わる理由を知ると、空を見上げるのがもっと楽しくなります。
自主学習ノート〔4年生:月の動き〕について調べよう
夜空に出る月は、いつも同じ形ではありません。丸い日もあれば、細い三日月の日もありますよね。
これは、月に当たる太陽の光の当たり方が変わるからです。月の動きや形のひみつを知ると、毎日の月のようすをくらべるのが楽しくなります。
今日は、そのポイントをやさしくまとめてみましょう。
月の動きの基本ポイント
- 月は地球のまわりを回っている
- 月の形は太陽の光の当たり方で変わる
- 月は自分で光っているわけではない
- 月が見える位置は毎日少しずつ変わる
- 見える時間(夕方・夜・朝)も変化する
- 満月・半月・三日月など名前がついている
月の動きと形の変化について
月は、地球のまわりを約1か月かけてぐるりと回っています。月が光って見えるのは、太陽の光が月に当たり、その光が地球までとどいているからです。
ただし、太陽の光が当たる角度はいつも同じではありません。この角度のちがいが、月の形が変わって見える理由になります。
たとえば、満月のときは、月が地球から見て太陽の反対側にあり、太陽の光が月の表(こちらがわ)全体に当たっています。そのため、まん丸で明るい月に見えます。
一方、三日月のときは、光が当たっている部分が少なく、細い形だけが見えます。半分ぐらい光っているときは「半月」とよばれます。
また、月は1日に少しずつ見える位置が変化します。
昨日よりも少し右や左によっていたり、高さが変わっていたりすることもあります。これは、地球が自転しながら、月も公転しているためです。
さらに、月が出てくる時刻も毎日少しずつおそくなり、約50分ずつずれていきます。
「きのうの月とどこがちがうかな?」と、形や位置、出ている時間をくらべてみると、月の動きがよくわかります。
少しの変化に気づけると、観察がもっと楽しくなりますね。
月の動きの豆知識
- 満月の日には、月は太陽の反対側にある
- 新月は月が見えないだけで、空にはちゃんと出ている
- 月は1日ごとに、およそ50分ずつおそくのぼってくる
月の動きまとめについての感想
月の形や見える時間が毎日少しずつ変わっていることを知って、もっとくわしく観察してみたくなりました。
夜空を見上げれば、すぐに自分の目でたしかめられるところが楽しいと思いました。
これからは、「今日はどんな月かな?」と考えながら、空を見るようにしたいです。
まとめ
月は太陽の光の当たり方で形が変わる!毎日の夜空をくらべて、月の動きを見つけてみよう。
ノートに描けるかんたんイラスト
ノートのまんなかに地球、その左に太陽、右に月をえんでかき、太陽から月へ矢印(光)、月から地球へ矢印(光がとどく)を書いてみましょう。
月を少しずつ動かして、満月・半月・三日月の位置と形もかいてみると、しくみがよく分かります。
保護者向けへの補足(家庭学習サポート)
毎日、自主学習ノートのサポートおつかれさまです。今日は4年生理科の「月の動き」についてまとめました。
月の学習は、暗記だけではなく、「変化に気づく力」を育てるよい機会になります。夜空を見上げるだけでできる観察なので、忙しい日でも取り組みやすい単元です。
学ぶ目的をやさしく伝えるポイント
- 月の形はなぜ変わるのか(太陽光の当たり方)
- 毎日少しずつ位置や時間がずれていくこと
- 地球・月・太陽の関係をイメージできるようにすること
「なんで今日は細い月なんだろう?」「きのうとどこがちがうかな?」など、子どもの気づきをひき出す声かけが効果的です。
家庭でできる簡単サポート
- 夜、外に出たときに「今日の月見えるかな?」と一言そえて空を見る
- 数日分の月を写真にとり、形や高さをならべて比べる
- カレンダーに「きょうの月の形」の絵を小さくかいていく
どれも数分でできるので、「がんばりすぎないサポート」としておすすめです。
よくあるつまずきとフォローのコツ
- 「月が自分で光っている」と思ってしまう
→ 懐中電灯とボールを使い、「光が当たったところだけが明るく見える」ことを一緒に確認すると理解しやすくなります。 - 「いつも同じ時間に見える」と考えがち
→ 「月は1日50分くらいずつ出る時間がずれるらしいよ」と親子で調べてみると、興味が広がります。 - 満月・半月・三日月の名前がごちゃごちゃになる
→ 絵カードやノートのすみに小さなイラストをくり返し書くと、自然に覚えていきます。
きれいに書けたかどうかより、「空を見て感じたこと」や「気づき」が書けているかをほめてあげると、自主学習への意欲が続きやすくなります。


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