小学生の通知表。
新1年生は初めての通知表ですね。
小学生の通知表なんて人生においてそんなに重要じゃないけれども。
そうは言っても簡単に割り切れないのが親心。
よくできる・◎ ・Aなど(学校による)の最高評価が少ないとがっかりしちゃうのもわかります。
でも、少ないなら伸ばせばいい!!
伸ばすのはいくらでもできる!!
実際に我が子の小学3年生の成績は1学期と3学期では雲泥の差。
何をしたかって?
それは家庭で自主学習時間をきちんと取っただけです。
どのように家庭学習を進めたのか、参考にして、これからの成績を伸ばしていきましょう。
通知表の「よくできる◎」はどのような評価になるのか
小学生の通知表の評価について、どのようになっているか知っていますか?
よくできるは全体の何割?
「よくできる」は全体の2〜3割前後、「できる」は5割〜6割、「もう少し」は1割程度になっているのが多いです。
これは自治体や学校によって、項目別の評価観点が決まっています。ですので、あなたのお子さんの学校と、我が子の学校の通知表の付け方は少し違いますよね。
絶対評価と相対評価
今の小学校は絶対評価です。
「よくできる」の人数は決まっていません。
私たち親が子供の頃は相対評価が多く、上から何番目までの生徒が「よくできる」などの考え方でしたよね!
通知表の項目について解説
小学生の通知表における「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」の評価項目について、それぞれの意味と重要性を説明します。
知識・技能
知識・技能の評価は、児童が授業を通じて習得した知識や、それを実際に使うための技能をどれだけ身につけているかを測るものです。
- 知識: これは基本的な情報や概念、事実をどれだけ理解しているかを評価します。例えば、社会の授業で学んだ歴史的な出来事や理科で学んだ自然現象について、正確に理解しているかが問われます。
- 技能: 習得した知識を実際の問題解決に活用する能力を評価します。例えば、算数で学んだ計算方法を使って問題を解いたり、国語での文章の読解力を活かして質問に答えたりすることが含まれます。
「技能・知能」はカラーテストの点数で評価されるのがほとんどです。
思考・判断・表現
思考・判断・表現の評価は、得た知識や技能をどのように使って深く考え、適切な判断を下し、それを表現する能力を測ります。
- 思考: 物事を多面的に考え、深く理解しようとする姿勢を評価します。たとえば、科学の実験結果について考察し、なぜそのような結果になったのかを分析する力です。
- 判断: 情報を整理し、それに基づいて適切な決定を下す能力を評価します。たとえば、数学の問題を解く際に、どの計算方法が最適かを選ぶ力などです。
- 表現: 自分の考えや意見を他人に分かりやすく伝える能力を評価します。作文や口頭発表、グループディスカッションで自分の意見を明確に伝える力が求められます。
こちらもカラーテストの点数と、作文などの提出物で評価されます。
主体的に取り組む態度
主体的に取り組む態度の評価は、学習や学校生活に自ら進んで取り組む意欲や姿勢を測ります。
- 主体性: 自分で目標を立て、その達成に向けて積極的に行動する姿勢を評価します。例えば、自主的に宿題に取り組んだり、学級活動でリーダーシップを発揮することです。
- 協力性: 他の児童と協力し合い、チームワークを大切にする姿勢を評価します。例えば、グループ活動で意見を交換し合いながら共同で作業を進めることが含まれます。
- 持続性: 一度始めたことを最後までやり遂げる力を評価します。たとえば、長期のプロジェクトや難しい課題に対して粘り強く取り組む姿勢です。
先生の主観が入ってくる項目はココ!「主体的に取り組む態度」だけはカラーテストではカバーできません。
通知表の項目まとめ
これらの評価項目は、児童の学習や成長を多角的に把握するための重要な要素です。単に知識を覚えるだけでなく、考える力や表現する力、そして主体的に行動する姿勢を育むことで、総合的な人間力の向上を目指しています。通知表を通じて、各児童の強みや課題を具体的にフィードバックすることで、さらなる成長を支援しています。
【我が家の通知表】主要4科目12個中11個がよくできる◎
ご近所のお友達の通知表を見ることはほとんどないですよね。
またテストの点数も知らないことがほとんど。
学校のカラーテストでは何点くらい取っていて、通知表の評価がどんな感じなのか、
ご紹介します。
ちなみに我が子は評価をブログに載せるの大賛成(頑張っているから)
我が子は毎日の自主学習の継続により、成績が上がったことを自覚しています。
カラーテストの点数アップ
1学期の学校のカラーテストは時々100点、あとは80点〜という感じ。
3学期の学校のカラーテストはほとんど100点です。
つまり、カラーテストの点数が底上げされた結果、通知表の評価がかなり上がったと言えます。
挙手はよくする
発表大好きマンです。これは1年生から変わらずです。
ですので、「発表だけ積極的でも通知表の評価は良くならない」という結果がわかりますね。
カラーテストの点数や小テストの点数は、通知表に直結することがわかりました!
プラスアルファで、授業態度・挙手・発言・グループワークは大切になってきます。
通知表の「よくできる」はどうやって増やす?
次の学期の成績表では少しでも「よくできる」を増やしたいなら、すぐに家族で話し合いを始めるのが大切。
自分で勉強する力を養う
「よくできる」が少ない場合、まずその原因を理解し、子どもが成績向上に向けて取り組みやすい環境を整えることが重要です。
1. 現状を把握する
まずは通知表をしっかりと確認し、どの教科や項目で「よくできる」が少なかったのかを把握します。
特に、教師のコメントやフィードバックをよく読むことで、具体的な改善点や課題が見えてきます。
2. 子どもと話し合う
次に、子どもと対話し、学校での学習や生活について感じていることを聞き出します。
子どもがどの教科や分野で困っているのか、何が苦手なのかを理解することが重要です。
子どもの意見を尊重し、共感することで、子供自身が成績アップのために努力しよう!!という気持ちにさせてあげましょう。
3. 教師と連絡を取る
次の学期に、機会があれば担任の先生と連絡を取り、子どもの学習状況や行動について詳しく話を聞きます。
教師からの具体的なアドバイスや家庭でのサポート方法について相談します。
教師の視点から見ると、家庭では気づかない点や改善のための具体的な提案があるかもしれません。
4. 学習環境を見直す
家庭での学習環境を整え、子どもが集中して学習できる場所や時間を作りましょう。
- 学習スペース:静かで整理された場所を用意し、集中しやすい環境を作ります。
- 時間管理:規則正しい学習時間を設定し、日々の学習習慣を身につけさせます。
- 教材の準備:必要な教材や参考書を揃え、子どもが学びやすい環境を整備します。
5. 効果的な学習方法を見つける
子どもに合った学習方法を見つけ、効果的に学習を進める手助けをします。
- 興味を引く方法:子どもが興味を持つテーマや方法で学習を進めます。例えば、ゲーム形式の問題や視覚的な教材などを使います。
- 小さな目標設定:達成可能な小さな目標を設定し、それを達成したら褒めることで自信をつけさせます。
- 復習の重視:特に苦手な部分を中心に、繰り返し復習することで理解を深めます。
6. 進捗を確認しフィードバックを与える
定期的に子どもと学習の進捗を確認し、達成度や改善点についてフィードバックを行います。
自己評価を促し、成功体験を認識させることで、子どもの自己肯定感を高めることが重要です。
7. メンタルヘルスのサポート
学習だけでなく、子どもの心の健康にも注意を払います。
ストレスやプレッシャーが過度にならないよう、リラックスできる時間や活動を提供し、勉強と遊びのバランスの取れた生活を送りましょう。
小学生は遊びも大切です。
成績を上げるために、我が家が実際に実践していること
成績があまり良くなく落ち込んだ3年生の1学期。
我が家で息子と取り組んだことをご紹介します。現在も継続中です。
宿題の他に家庭学習を進める
成績上げたいため、我が子と話し合い、漢字と計算プリントの宿題のほかに、自主学習ノートを確実に行うことにしました。
自主学習ノートの内容は、なんでもいい。
ドリルのコピーでもいい。タブレット学習の内容を書き写してもいい。テスト勉強でもいい。もちろん返ってきたテストの復習でもいい。動物について虫について調べてもいい。
何がなんでも毎日1ぺーじは取り組むということをはじめました。
家庭学習の時間は家族みんなで何かを学習する
自主学習ノートの家庭学習の時間は、私を含め他の家族もみんなで勉強や読書をする時間にしました。
というか、
私と長男がダイニングテーブルで勉強をしていると、下の2人も集まってきて、勝手に学習する時間になっているだけですが。
この時間はとても貴重で、みんなで学べるとても良い時間になっています。
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